192ml lang="ja"> サバイバルゲーム有志会 仮称 大和魂保存会
訓練報告2017年>>2017.01.22 本隊定例会(静岡県御殿場市)
報告者:疾風

参加者:疾風、桜花、ケロロ特務陸曹長、風分隊長

久しぶりの訓練報告になる。
最近は、広報部長に報告は任せきり。感謝。

保存会も派生組織とも言える「風の栖」のほうが活動が活発だ。合同で動けるといいのだが、今のと

ころは実現していない。


さて、今回は今までの報告とは趣の異なるものになる。

今回、ゲームに使ったのはファーストガン社(http://firstsnipe.xsrv.jp/index.html)が運営する

ファスガンというシステムだ。手軽に既存の銃が光線銃に早変わりするシステムである。

陸上自衛隊では「交戦訓練装置(バトラーシステム)」として教育・訓練に使用され、各国の軍でも

同種のシステムが使われている。その簡易版がファスガンだ。

準備は簡単。各自の銃に「PEQサイレンサーデバイス」という光線発射装置を取り付ける。
 ?14mm逆ネジ対応なので、自身の銃を使う時は注意が必要


そして頭部には、4個の受光機とスピーカーが装着された「ヘッドマウントデバイス」をブッシュハ

ット等の帽子と一緒に被る。これだけである。
※ヘルメットでも可。「中サイズ」用はアタッチメントがあるが、「大サイズ」の場合は事前に運営へ申告が必要


受光機4箇所はレーザーの到達により、
 「至近距離(発光色:紫、音:チューン)」
 「命中(発光色:青、音:あっーー)」
 「死亡(発光色:赤、音:ちろりん、チロリン)」と反応する。

ちなみに発砲時、リロード時も作動音がなる。


このシステムは優秀で、夜間の夜間最大射程は800m以上、炎天下(太陽光の影響を受ける)で100m〜150m。

ライフの設定(今回はライフ5)、銃による性能の設定(今回は小銃が30発×8=240発。1発のダメ

ージ3、ボルトアクション5発×24=120発 ダメージ5 ともにリロード時間は5秒)等など、細かい

状況に応じた設定ができる。これにより各兵科の設定が戦略的に活きる。

今提案しているのは、自衛官にヒアリングしたデータを基に、

「LMG 100発×4=400発 1発ダメージ3 リロード20秒」との具合によりよりゲームが実際の戦

場に近くなる。


さて、肝心のゲームのレポートだ。私はボルトアクションの狙撃銃を使用。バディは桜花。

驚いたのは100mくらいは本当に簡単に命中する。発射と同時に着弾するのは本当に感動だ。海外での

実弾射撃に似ている。

ゲーム前のゼロイン調整が非常に重要になる。BB弾のように弾道調整射撃はできない。

私たちは狙撃組として本隊とは別行動をとった。これまでと異なるのは、「スポッター」の存在だ。

さすがに100mを超えてくると受光機の反応が見えない為、倍率の高いスコープ(今回はレーザー

ファインダー)でないと敵の状況が分からない。

死亡の赤は常時点灯するので分かるが、一瞬光る至近距離の紫やダメージの青が見えない。そのため

スポッターは重要だ。この考えは成功し、多くの敵を排除することができた。

チームとしても多くの戦果を上げていた。


統括、これはサバイバルゲームにおいて1つのイノベーションと確信する。

一番大きな理由は、ゲームの公正性が担保される事。遂に「ゾンビ問題」が解決した。これほど大き

な事はないと思う。

何人もの仲間が、不透明な状況から去っていった。私も、貸切など仲間でプレーする分には問題ない

が、有料フィールドで
冷める思いを何度もした。

それにゾンビ問題には「故意過失」が存在し、自身も100%正しいとは言えない。恐らく何度もそ

の行為を
過失として行っているだろう。その後ろめたさも解消される。


また、システムの汎用性により、より自衛隊のバトラー訓練に近くもできるし、ライトユーザーの為

の設定もできる。

実体
弾(BB弾)が発射されない為、事故の可能性も激減させられるし、環境にもいい。

安全でクリーンだ。


とにかく、感動と可能性を感じワクワクが止まらない。

ただ、運営側に聞くとFGの感想は真っ二つに分かれるらしく、これはユーザーの思考により大きく

分かれるだろう。これまでとは
別ジャンルと言ってもいいだろう。

我が会でもFG派、BB弾派はあると思うので、そこはバランスよく運営していきたい。

リアル戦闘思考の私や、スポーツ思考の桜花はFGに肯定的だ。

個人的には150m先の敵を1発で倒した時は感動した。今でもその光景を思い出せる。

FGは是非一度、体験してもらいたい。必ず何か発見があるはずだ。



以上、報告終わり。
▲専用装置を装着した状態のVSR-10(疾風会長所有)と89式小銃(分隊長所有)
報告書作成:疾風